仮想通貨取引所OKExの特徴

 

この記事のポイント

■香港系の仮想通貨取引所でマルタを拠点
■2018年12月から永久スワップの販売をスタート
■日本語には非対応

OKExは世界最大級の仮想通貨取引所

OKExは香港系の仮想通貨取引所ですが、マルタを拠点にしているという特徴があります。この取引所では、ビットコインはもちろん、アルトコインも豊富に取り扱っているという点が大きな特徴となっています。プラットフォームとしては、世界中のユーザーを対象としたOKEx.comと中国国内向けのOKCOIN.comの二つをラインナップしています。対応している言語は英語と中国語だけで、日本語には対応していません。そのため、日本人投資家にとっては、使いづらいなと感じることは多々あるかもしれません。

OKExの特徴

OKExの特徴は、取り扱っている仮想通貨の種類と取引量が世界でも最大レベルという点です。アルトコインの銘柄数なら150種類以上が上場していて、マイナーな銘柄も数多く取り扱っていますし、ICOによるトークンやコインも素早く上場する点が投資家たちから好評です。2018年12月からは、デリバティブ商品となる永久スワップの取り扱いをスタートするなど、旬の通貨や金融商品も積極的に導入しています。

また、取引量が多く仮想通貨の流動性が高い点も、OKExの大きな特徴となっています。取引量が多くて流動性が高いということは、買い手や売り手がすぐに見つかるということでもあり、小規模な市場に起こりがちな「通貨を手放したいのに買い手が見つからない」という事態が起こりにくくなっています。

さらに、OKExは先物取引においてはBitBankと連携しているという点も特徴です。BitBankは国内にBitBank Tradeという取引所を持っていて、OKExの中国版となるOKCOINの世紀取次代理店となっています。そのため、もしも日本からOKExを利用したい場合には、BitBank Tradeを利用するという方法もアリでしょう。

手数料が安いから気軽に始めやすい

OKExは、工夫して取引を行うと手数料を大きく節約できる仮想通貨取引所としても知られています。手数料そのものを見ると他の取引所とほとんど変わらないという印象があるものの、キャンペーンが頻繁に開催されているので、うまく利用すれば手数料が0.02%~0.05%程度に抑えることも可能です。OKExを利用する際には、こうしたキャンペーンを上手く活用して手数料を低く抑えることがポイントと言えそうです。