仮想通貨取引所OKEXは香港三大仮想通貨取引所のひとつ




この記事のポイント

・OKExは2014年に開設された世界最大規模の仮想通貨取引所
・100種類を超えるアルトコインの他、独自トークンOKBを取り扱う
・2018年4月、OKExはマルタ共和国に拠点開設することを発表

2014年に開設されたOKEx(オーケーイーエックス)は、香港(中国)の三大仮想通貨取引所のひとつであり、世界最大級の仮想通貨取引所でもあります。

仮想通貨取引所OKExの概要

OKExの最大の特徴は、日本国内では取り扱いのないアルトコインのレバレッジ取引ができることです。トークン取引以外にも、インデックス取引・C2C取引・先物取引、計4種類の取引項目が選択可能です。C2C取引に利用できる法定通貨はアメリカドル(USD)と中国人民元(CNY)の2種類です。

OKExで取り扱われているアルトコインは100種を超え、・USD Tetherと独自トークンのOKB、4種類のトークンで取引することが可能です。先物取引ではビットバンクと提携しており、国内でビットバンクトレードで先物取引を行う場合は、すべての注文をOKExが取り次ぐ形になります。

OKExでは、取引所独自トークンOKBを発行しており、これを基軸通貨として取引を行うと、取引手数料が無料になります。さらに、毎週金曜日にはOKExがその週に得た取引手数料の50%を、OKB保有者にその保有量に応じて還元するという仕組みもあり、取引せずともOKBを保有するだけでその量を増やすことができます。

マルタ島に拠点を開設

OKExは2018年4月に、マルタ共和国に拠点を開設しました。OKExはマルタ政府の規制当局と協議を行い、検討の上、マルタ共和国に拠点開設を決定したということです。OKExに先んじて同じ香港の大手仮想通貨取引所のBinanceが、マルタ国内の銀行と共同で、法定通貨および仮想通貨の預金引き出しサービスを行うことを発表していました。

香港は1997年にイギリスから中国に返還されて以来、中国本土とは違う政策で統治されています。香港は中国本土に比べて法人税が安く、また中国本土では仮想通貨への規制が厳しいのに対し、香港は仮想通貨に対して寛容であったことから、仮想通貨関連の企業が数多く香港に拠点を置いていました。

しかし、ここ最近になって、香港に中国本土の影響が出始めているという情報があることから、中国国内で規制されている仮想通貨関連企業の海外移転が起こっているようです。

マルタには、還付金制度などの活用によって、法人税を実質5%に抑えることができる制度があり、モナコに次ぐタックスヘイブンとも言われています。OKExも、香港の実情を鑑みた結果、マルタに拠点を移したものと考えられます。