世界第2位の証券取引所NASDAQが仮想通貨取引に乗り出す影響は?




 

投資を行っている人ならば知らない者はいない世界第2位の証券取引所NASDAQが、最近仮想通貨取引に乗り出す姿勢を見せ始めました。

・NASDAQはスウェーデンの仮想通貨プロバイダーCinnoberの買収を宣言
・2019年にビットコイン先物を上場する計画も発表
・NASDAQの参入は仮想通貨市場を活気づける大きな材料になる

NASDAQは仮想通貨をどう捉えているのか?その影響はどのくらいのものなのか?考察していきます。

NASDAQの仮想通貨市場参入宣言?

NASDAQはアメリカ・ニューヨークにあるベンチャー向け株式を扱う証券取引所です。時価総額は8.5兆ドル、2900の会社が上場していて、その中にはキユーピーや日産、三井物産など日本の大手企業も含まれています。タイムズスクエアで株価を常時モニター表示するNASDAQマーケットサイトの映像は、アメリカの景気動向を象徴する映像だとしてよくニュース番組などに引用されています。

そんな巨大証券取引所であるNASDAQが仮想通貨市場に参入したら、非常に大きな好材料だと見られていました。そんな夢の様なことが、現実に起こり始めているのです。

2018年9月、NASDAQはフィンテックプロバイダーであり、近年仮想通貨市場にも乗り出してきたCinnoberの買収を進めていることを発表しました。
さらに、12月にはビットコイン先物を上場する計画があることを正式に発表しました。

これにより、証券取引所NASDAQが仮想通貨市場に参入することは確実であることが分かりました。

NASDAQ参入後の仮想通貨市場は?

これまで、ビットコインETFはSEC(アメリカ証券取引委員会)から認められていませんでした。VanEck社などが申請していましたが、許可が下りません。

NASDAQのビットコイン先物もCFTC(アメリカ商品先物取引委員会)の承認待ちです。しかし、ビットコイン先物はシカゴの取引所では取引許可が下りているため、NASDAQに勝算があるものと思われます。さらに、NASDAQはVanEckとの提携も発表しました。ゆくゆくはビットコインETFにも参入するつもりでしょう。NASDAQが仮想通貨に参入することはどういう意味を持つのでしょう?

現在、仮想通貨市場は氷河期と呼ばれるほどに冷え込んでいます。そこに時価総額8.5兆円、世界第2位の証券取引所が参入するとなれば、大きな転換点になります。他の市場にいた投資家からも注目され、アメリカ政府も無視できないでしょう。NASDAQの参戦は、氷河期を熱帯夜に変えるほどの起爆剤と成り得るのです。