中国新疆省地方自治体によるマイニングファーム規制事件




 

この記事のポイント

・仮想通貨市場価格の下落と中国の関係
・マイニングファームに対する規制
・市場トレンドはどこに向かうか

仮想通貨市場価格の下落と中国

仮想通貨の下落が続いていますが、この動きにさらに拍車をかける動きがあります。場所は中国新疆省で仮想通貨の採掘を行うマイニングファームに対する電力供給をストップするという事態が発生しています。今回の地方自治体の動きは仮想通貨市場にネガティブなインパクトを与える結果になり、市場価値が大幅に下落しました。中国ではアンダーグラウンドでマイニングファームを運営する個人や企業が後を絶たず、ついに政府が規制に乗り出しました。

マイニングファーム摘発事件

当局者の話によれば、本来マイニングファームを運営するためには法律に乗っ取った手続きを踏む必要があります。しかしながら今回の事件は当局が定めた規定に違反したために発生しました。中国と言えばマイニングファームの宝庫といわれていますが、公安当局の指示に従わないマイニングファームが大量の電力を消費することから、公平性の観点から規制を行っています。

中国当局が出している指示とは

具体的な指示を見てみると、顧客管理において、当局が許可するシステムを導入する必要があり、許可に当たってマイニングなどの作業を中断するようにと指示されています。マイニングファームはこの契約書にサインする必要があり、違反した場合は許可の取り消しという事態に追い込まれます。遵守事項は3つあり、電力供給に間する覚え書きに同意すること、事業免許の取得を行うこと、社会保障制度を導入することです。

今回の電力供給停止が意味するもの

今回のマイニングファームに対する処分は、中国当局が本格的に仮想通貨への関与を始めたことを明らかにするものとなっています。中国当局の指示に従わない企業に対しては厳しい処分を科すことで廃業に追い込むほどの圧力をかけます。この事件は実際に市場にどの程度の影響をもたらしたのでしょうか。

報道によると、マイニングファームへの電力供給停止により、1日あたり1600万円ほどの損失を被ることが予測されます。これが長引けば長引くほど仮想通貨の市場価格に対する影響が大きくなり、市場の下落基調に拍車をかけるものとなる可能性があるとして警戒しています。仮想通貨市場への政府介入が始まったことで、市場はネガティブなトレンドを呈するようになっています。今後の中国当局の関与がどうなるのかに注目が集まっています。