ブロックチェーン技術を活用した将来性の高いmijin

現在、世界中で金融インフラの構築が進んでいます。これまで海外送金や企業同士の取引などは手数料がかかるものでした。しかし仮想通貨を用いた金融インフラが整備されていけば、これまでよりもはるかに少ないコストで取引が行えるようになる可能性があります。その可能性をさらに高めているのが「mijin」というブロックチェーンです。

この記事のポイント

・mijinはテックビューロ社が開発
・mijinはネムを活用したプライベートチェーン
・mijinの実証実験を多くの企業が実施

mijinはテックビューロ社が開発

mijinというブロックチェーン技術は日本国内で多くの利用者を持つZaifという仮想通貨取引所を運営するテックビューロ社が開発したものです。mijinという名前はかつて日本の忍者が使っていた「微塵」という武器に由来します。微塵は敵を打ち砕くために用いられたので、常識を打ち砕くものという意味でmijinと名付けられました。Mijinはすでに多くの利用者がいるブロックチェーン技術となっており、何度もアップデートされています。それほどまでにテックビューロ社が力を入れている技術なのです。

mijinはネムを活用したプライベートチェーン

mijinはネムという仮想通貨を利用したプライベートチェーンです。BitCoinなどのブロックチェーンは誰もが取引の承認に参加できるパブリックチェーンである一方、mijinは取引の承認や記録を一部のノードに限定する中央集権型であるため、より迅速かつ効率的なトランザクションが行えるようになるのです。

mijinには様々な特徴があり、多くの投資家や企業を引き付けています。例えばシステムがダウンすることのないゼロダウンタイムを可能にし、データの消失のリスクも限りなくゼロに近づけています。加えて仮想通貨でもっとも重要なセキュリティ面も、公開鍵暗号技術での証明によって十分高められています。資産を同時に複数管理できるというのもmijinの大きな特徴です。

mijinの実証実験を多くの企業が実施

すでにmijinは300社以上の企業に利用されており、その数は今後も増えていくと予想されています。Mijinは高いセキュリティ、迅速な取引の承認などメリットが非常に多くあるので、さまざまな分野の企業がmijinの実証実験に参加していくことでしょう。mijinに使われているネムと共に、将来性の高いmijinの使われ方に注目が集まります。