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Master Swiscoinとは?
仮想通貨の中にはほとんどまったく情報がないものもあります。一般的には仮想通貨は開発者の名前や開発された日付、どのような目的で開発されたかといったことがアナウンスされるものです。しかしビットコインやイーサリアム、リップルといったメジャーな仮想通貨であればまだしも、草コインと呼ばれる時価総額が非常に低い仮想通貨の場合、そうした情報がないことも珍しくありません。そのような仮想通貨の一つが「Master Swiscoin」です。
- Master Swiscoinの情報はほとんどない
- Master Swiscoinは企業向けの仮想通貨
- Master Swiscoinの価格は下落傾向だが下支えがある
Master Swiscoinの情報はほとんどない
インターネット上では多くの仮想通貨の情報が掲載されています。開発者や開発日はもちろん、どのような特徴があるのか、どのくらいの時価総額なのか、今後価格上昇の可能性はあるのかといった情報が公開されているからです。
しかしMaster Swiscoinに関してはほとんど情報がありません。開発者も発行数も公式のツイッターなども見つけられません。Master Swiscoinを保有している投資家にとってはイライラする状況が続いていると言えるでしょう。公開日は2016年とわかっているので、日の浅い仮想通貨であることは知ることができます。
Master Swiscoinは企業向けの仮想通貨
ほとんど情報がないMaster Swiscoinですが、企業の資金調達に用いられ、株主への配当の自動配分を目的として作られたものであるようです。
企業は株式を購入してもらって資金を調達し、得た利益を株主に配当することになりますが、Master Swiscoinはその過程をスムーズに行うために用いることのできる仮想通貨ということになるでしょう。企業としてはこれから注目すべき仮想通貨になるかもしれません。
Master Swiscoinの価格は下落傾向だが下支えがある
Master Swiscoinは1MSCNあたり0.3円前後の価格です。しかし最近では下落傾向にあり、需要の関係からこれからも下落傾向は続いていくことが予想されます。Master Swiscoinの認知度からすれば一気に価格が下がってもおかしくはありませんが、ある程度の価格帯を維持しているため、投資家たちによる下支えがあることが分かります。今後もMaster Swiscoinに期待する投資家たちが増えていけばMaster Swiscoinの価格が飛躍的に上昇するという可能性もあるのかもしれません。
Master Swiscoinの将来性
Master Swiscoin (MSCN) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap
取引開始は2017年2月です。取引開始後は価格が高騰しましたが、数ヶ月で下降していきました。仮想通貨全体の盛り上がりがあった時期にも大きな値上がりは見られず、現在も低調に推移をしています。
公式サイトもなく、Facebookの更新も2017年で止まっているMaster Swiscoin。唯一活発に議論がされているbitcointalkでも、批判的な声が多数寄せられています。取引開始直後から既に詐欺コインと呼ばれ始めていることを鑑みても、非常に取引には注意が必要な仮想通貨と言えるでしょう。運営者の動きも見えない仮想通貨は多くあり、Master Swiscoinもその一つであるといえます。