シンガポール金融管理局(MAS)のフィンテック部門のトップを務めるSopnendu Mohanty氏




Sopnendu Mohanty氏は、MASの「Chief Finitech Officer(最高技術責任者)」です。MASとは「Monetary Authority of Singapore」の略で、日本語では「シンガポール金融管理局」や「シンガポール通貨金融庁」と呼ばれています。MASはシンガポール証券取引所とともに、証券の売買にブロックチェーン技術を使ったシステムを導入すると発表しましたが、Mohanty氏の関与するところも大きいようです。

Sopnendu Mohanty氏について

・フィンテック推進に長年取り組む
・MASのフィンテック部門のトップに就任
・自国経済にブロックチェーン技術を導入するプロジェクトを牽引

フィンテック推進に長年取り組む

Sopnendu Mohanty氏は、現在、MASのフィンテック部門のトップを務めています。リスクを低減させ効率性を高めるとともに、金融セクターにおける競争力を高めるための、技術革新周りの開発戦略と法規制を決定する部門の責任者です。MASに入局以前のMohanty氏は、シティバンクのネットワークとプログラムに関するグローバル部門のトップを務めており、約20年もの間、アジア太平洋の各国で金融、テクノロジー、生産性、事業開発などに携わってきました。日本にも長期間滞在しており、同銀行の小売業向けの事業開発の部門でトップを務めていたそうです。また、シティバンクのスマートバンキングプログラムや送金ネットワークなどの開発にも貢献しました。

MASのフィンテック部門のトップに就任

2015年8月、Mohanty氏はMASに入局し、設立されたばかりのフィンテックの専門組織「Fintech&Innovation Group(FTIG)」のトップに就任します。FTIGは、法規制の調整や金融サービスでのテクノロジーの活用を旨とした組織で、ブロックチェーン技術の活用についても、Mohanty氏主導で進められたと考えられます。

自国経済にブロックチェーン技術を導入するプロジェクトを牽引

2018年11月、MASとシンガポール証券取引所はブロックチェーン技術をベースにしたシステムを導入しました。シンガポール政府はこれらの取り組みを「Project Ubin」と名付けて、ブロックチェーン技術を自国の経済に積極的に取り入れようとしています。Mohanty氏も、多くのシンガポールの優秀な若者がこれからブロックチェーン技術の新しい活用法を生み出して、ビジネス界を成長させていくことを期待すると語っています。