ライトコインの創始者・Charlie Lee氏

1. Charlie Lee氏はライトコインをつくった人

Charlie Lee氏といえば、ライトコインを開発した方として有名です。Googleで働いているときに、ビットコインと出会います。当時はまだ、仮想通貨といえばビットコインしかありませんでした。そのビットコインのブロックチェーン技術に興味を持ち、ビットコインのマイニングを始め、ライトコインを開発したのです。これが、世界で初めてビットコイン以外の仮想通貨が誕生した瞬間です。そんなライトコインには、2つの特徴があります。

ライトコインの2つの特徴
・アルトコインの中でも流通量が多い
・マイニングの時間が短い

世界で初めてアルトコインを誕生させたCharlie Lee氏の経歴は華麗で、マサチューセッツ工科大学でコンピューターサイエンスを学び、学士号と修士号を取得したのちに、Googleのエンジニアとして活躍をされました。あのGoogleでエンジニアとして働けるくらいなので、そこから考えても非常に能力の高い方であることが分かるのではないでしょうか。

2.アルトコインの中でも流通量が多い

ライトコインは、アルトコインの中でも流通量の多い仮想通貨です。そのことが何を意味しているのかというと、その分発行枚数が多いですし、希少性が低いです。希少性が低いということは、ライトコイン1枚の価値が非常に低いことを意味していますが、その分手軽に触ってもらいやすいです

例えば、同じような形の壺であっても、一方は1万円である場合と、もう一方は100万円であった場合、1万円の方が手に取りやすいのではないでしょうか。仮想通貨も、あまりに価値が高すぎると、資金力のある投資家しか見向きしなくなってしまいます。ライトコインはその面でいうと、手に取ってもらいやすい仮想通貨です。

3.マイニングの時間が短い

ライトコインは、ビットコインよりもマイニングの時間が非常に短いです。これは、決済の速さを意味しています。そのため、ライトコインを使っての日常的な買い物がしやすくなることが期待されています。実際に、ライトコインを日常の決済に取り入れることを実用化する動きもあります。

ただし、マイニングの速さには、1つだけ欠点があることを指摘されています。それは、マイニングが速い代わりに、安全性が低いということです。そのことは、Charlie Lee氏も十分に分かっているところではあるので、2017年からライトコインに専念し始められたので、今後改善される余地があります。