IOHKの本拠をアメリカ・ワイオミング州に移転することを発表したCharles Hoskinson氏




 

Charles Hoskinson氏は、カルダノやエイダコインで知られるブロックチェーン開発企業「IOHK(Input Output Hong Kong) 」の創業者兼CEOです。2019年1月、香港にあるIOHKの拠点をアメリカ・ワイオミング州に移すことを表明しました。

Charles Hoskinson氏について

・来日中にIOHKのアイデアが生まれる
・IOHKは仮想通貨の工場というコンセプト
・IOHKの本拠をワイオミング州に移転すると発表

来日中にIOHKのアイデアが生まれる

Charles Hoskinson氏は、イーサリアムの生みの親Vitalik Buterin氏とともにイーサリアムの立ち上げに携わったことで知られています。しかし、イーサリアムを営利団体にするか非営利団体にするかで意見が対立し、営利団体化を支持していたHoskinson氏はイーサリアムを離れることになりました。それが2014年のことですが、この段階では仮想通貨業界でチャレンジを続けるか数学者に戻るか迷っていたそうです。そんな時、当時日本に住んでいた友人のJeremy Wood氏に声をかけられます。「気分転換にでも日本に来たらどうだ」という感じで誘われてしばらく日本に滞在していたHoskinson氏ですが、二人で話し合っているうちに新しいプロジェクトのアイデアが膨らんでいきました。それが、仮想通貨を作る工場というコンセプトから始まったIOHKです。

IOHKは仮想通貨の工場というコンセプト

Hoskinson氏によると、IOHKのコンセプトは顧客からの要求に応えて仮想通貨を開発する工場のようなイメージとのことです。つまり、企業などから出資を受けて、そのプロジェクトのための仮想通貨を開発するというのがビジネスモデルです。同社が進めるカルダノプロジェクトも、日本の仲間に「日本のイーサリアムを作ってくれ」と頼まれたのがきっかけだったそうで、2016年に出資を受けて5年契約で始まりました。同社は2020年までカルダノプラットフォームやそこで用いる仮想通貨のエイダコインの開発を続ける予定です。

IOHKの本拠をワイオミング州に移転すると発表

2019年1月、Hoskinson氏はIOHKの拠点をアメリカのワイオミング州に移転すると発表しました。同州は全米でもブロックチェーンの導入に力を入れている州で、知事を始め仮想通貨支持派が多く、ブロックチェーンや仮想通貨関連の法律がアメリカで最も整備されています。そういう事情もあり、ブロックチェーンの開発環境として最適ということで、同社の本拠を香港から移転することになりました。