Interbank Information Networkインターバンク・インフォメーション・ネットワーク(IIN)とは?




 

この記事のポイント

■Interbank Information NetworkはJP Morganが開発したブロックチェーンベースのクロスボーダー決済プロジェクト
■2017年10月から金湯業者とのテストをスタート
■銀行など75社が参画

Interbank Information Networkとは?

インターバンク・インフォメーション・ネットワーク(IIN)とは、アメリカの大手銀行の一つであるJP Morgan Chase社がブロックチェーン技術を活用して開発したプロジェクトです。このネットワークは銀行間の送金にブロックチェーン技術を活用するというもので、2017年からは実証実験の段階に入っています。
Interbank Information Networkで特に注目したいのは、みずほ銀行をはじめとして日本の銀行も3行が参画しているという点と、このプロジェクトに参加する銀行の数は、日本からの3行を含めると世界中から75行以上になるという点です。これらの銀行は2018年秋からプロジェクトに参加し、顧客情報を一括共有することによってマネーロンダリングを含めた犯罪の防止に努めることになります。また、世界中からの銀行が参加することによって、国際間での送金が容易になると同時に、情報の透明性や公平性なども高まることが期待されています。

競合するプラットフォームもアリ

Interbank Information Networkのような金融プラットフォームは他にもあります。例えば、既存のプラットフォームならSWIFTがありますし、RIPPLEなども競合となるでしょう。そうした競合がいる中でオリジナリティを持たせると同時に、プラットフォームを共有化することによって銀行業務の合理化や手間を簡素化するというため、Interbank Information Networkプロジェクトでは既存のクロスボーダー決済を解決するための提案を行うなど、意欲的です。

JP Morgan Chaseはビットコインやブロックチェーンに前向きな企業

国や企業によって、仮想通貨やブロックチェーン技術に対する姿勢は大きく異なります。特に仮想通貨への姿勢は同じ国でも企業ごとに大きな差があるのが現状となっています。そんな中、JP Morgan Chase社はビットコインをはじめとした仮想通貨やブロックチェーンの導入にとても積極的な銀行の一つで、今後はブロックチェーンを金融のメインストリームにする意向を示しています。