インドの仮想通貨取引所UnocoinがATMを設置

これまで仮想通貨といえばパソコンやスマホのアプリで仮想通貨取引所を使って売買するというのが一般的でした。しかし現在ではATMを使って仮想通貨の取引ができるようになっています。日本でも六本木や渋谷などに仮想通貨ATMが設置されています。インドでも仮想通貨ATMが設置され話題になりましたが、その中心にいたのが仮想通貨取引所Unocoinです。

この記事のポイント

・Unocoinはインドで初めて仮想通貨ATMを設置
・Unocoinの仮想通貨ATMは主要仮想通貨の売買ができる可能性
・UnocoinのATMはインド準備銀行の規制の対象外

Unocoinはインドで初めて仮想通貨ATMを設置

Unocoinはインド国内の主要な仮想通貨取引所の一つであり、インド国内に仮想通貨ATMを設置すると明らかにしました。バンガロール、ニューデリー、ムンバイの3都市に、合計30台のATMを設置する予定で、今後も増設されていくことが期待されています。設置が予定されているのはショッピングモールなど人が多く集まる場所で、Unocoinのユーザーしか利用することはできません。インド国内には現金処理制限があり、仮想通貨ATMにも1日あたり一定金額の引き出ししかできないようになっていますが、出先で仮想通貨の取引ができるのは便利です。これまで仮想通貨ATMでは仮想通貨の購入しかできませんでしたが、Unocoinの設置するATMでは売却も可能になっています

Unocoinは仮想通貨ATMは主要仮想通貨の売買ができる可能性

Unocoinが発表した仮想通貨ATMはビットコインATMでしたが、写真を見るとこのATMには主要な5種類の仮想通貨のロゴが表示されているため、もしかすると将来的には他の仮想通貨でも売買ができるようになるかもしれません。、BitcoinCash、、Rippleの5種類です。クレジットカードやデビットカードは受け付けておらず、あくまでUnocoinの利用者向けであることを覚えておきましょう。

Unocoinの仮想通貨ATMはインド準備銀行の規制の対象外

現在インドでは仮想通貨への規制が強められています。インド準備銀行は他の銀行に対し、仮想通貨関連の取引をすべて中止するように勧告しました。これによりUnocoinを含め多くの仮想通貨取引所は生き残れないと懸念されています。しかし仮想通貨ATMは銀行と提携していないため、規制の対象外となります。今後仮想通貨ATMが広がりを見せるか、Unocoinが規制をかいくぐれるかが大きなポイントとなるでしょう。