ノルウェーの業界団体「ICTノルウェー」の活動




 

この記事のポイント

■ICTノルウェーはノルウェーにおける仮想通貨業界団体
■ノルウェーは仮想通貨やブロックチェーン技術の先進国
■ビットコインマイニング企業に対して電気料金助成をした実績

ICTとは?

ICTとは情報伝達技術のことで、Information and Communication Technologyの略です。基礎となる部分はITと大きな違いはないICTですが、ITと比較すると情報や知識という分野により大きな焦点を当てているという特徴があります。例えば、ITならコンピューター技術の発展に焦点を当てるのに対し、ICTはコンピューター技術の活用方法に焦点を当てる、という違いがあるわけです。

ノルウェーは仮想通貨やブロックチェーンに積極的な国

仮想通貨やブロックチェーン技術の受け入れや導入に関しては、各国で大きな差があります。例えばヨーロッパの中でもノルウェーなどの北欧では、ブロックチェーンに関連する企業には助成制度や支援制度が国の制度として確立されていたり、市民の生活の中にも仮想通貨を使って決済できる場所がいくつも存在するなど、国民の生活に少しずつ浸透し始めています。一方、中国のように、ブロックチェーン技術は積極的に導入する姿勢でも、仮想通貨は全面的に禁止という国もあります。

ノルウェーという国は、ブロックチェーン技術の研究や開発に対してもちろん積極的ですし、仮想通貨の普及に対しても積極的に取り組んでいることで知られています。その中でもICTノルウェーという業界利益団体は、ビットコインをはじめとする仮想通貨のマイニングを行う企業の電気料金の助成制度を政府に承認される等、ICT業界に対しては大きく尽力している団体としても知られています。仮想通貨のマイニングでは、大量の電気を消費するため、マイニング業者にとってはこうした電気料金を助成してもらえる制度があるということは、企業の発展や業界の進化に大きなメリットと言えます。

ICTノルウェーが推進するサービスは多種多様

ICTノルウェーでは、ノルウェー国内の様々な業界や分野と提携しながら、ICTの推進に努めています。例えばモバイル分野においては、テレノール社が商用LTEサービスを提供したり、3Gカバレッジのエリアの拡大などにも積極的に取り組んでいます。また、ウィキメディア財団と提携してモバイル端末からウィキペディアを無料で参照できるサービスなどについても積極的に進めています。

また、ICTノルウェーではAIやクラウド、コネクティッド、IoTの技術に関する研究開発の支援も行っていて、今後のノルウェーの技術開発において大きな役割を担うことが期待されています。