ICEが開設するデジタル資産プラットフォーム「Bakkt」




2018年8月、アメリカのICE(インターコンチネンタル取引所)が、「Bakkt」というデジタル資産プラットフォームを運営する会社設立を発表しました。当初は2018年11月ローンチ予定でしたが、米商品先物取引委員会(CFTC)からの承認の遅れや政府機関の閉鎖などの影響で、ローンチは2019年後半に延期されています。

ICEがローンチするBakktについて

・CMEやCBOEに次ぐビットコインの先物取引になる予定
・1億8250万ドルの資金調達に成功
・CFTCの承認の遅れや政府機関の閉鎖の影響でローンチは2019年後半になる予定

CMEやCBOEに次ぐビットコインの先物取引になる予定

ICEの発表によると、BakktはまずCFTCの承認を得て、208年11月にビットコインの先物取引をスタートする予定でした。CMEやCBOEに次ぐビットコインの先物取引になるほか、ICEが取引だけでなくカストディ業務や決済も担当する計画です。BakktについてICEは、「デジタルアセットのためのオープンでグローバルなエコシステムとなるソリューション」と説明しています。

1億8250万ドルの資金調達に成功

2018年11月のローンチは延期となりましたが、12月31日にはシリーズA資金調達ラウンドにより、Bakktは1億8250万ドルを調達したことを発表しました。今回の投資ラウンドには、ボストンコンサルティンググループ、ホライゾン・ベンチャーズ、ギャラクシー・デジタル、パンテラキャピタルなど合わせて12のパートナーが参加したとのことです。このなかでも特筆すべきなのが、李嘉誠(レイ・カーセン)氏によって設立された香港のホライゾン・ベンチャーズが参加したことです。ホライゾン・ベンチャーズはこれまでさまざまなスタートアップに投資してきており、ビットコインにもいち早く関与してきた実績があります。2013年にはBitPayに、2016年にはブロックチェーン技術プロバイダのBlockstreamにも投資しています。

CFTCの承認の遅れや政府機関の閉鎖の影響でローンチは2019年後半になる予定

2018年11月というBakktの開設予定は、CFTCとの協議が進まずに2019年1月に延期されました。しかし、アメリカの政府機関の閉鎖も影響して、1月のローンチも再延期されている状況です。ICEのJeffrey Sprecher CEOは、Bakktの正式なローンチは2019年後半になるだろうと語っています。