世界最大級の仮想通貨取引所Huobiがビットトレードを買収して日本に進出




この記事のポイント

1. Huobiとは?どんな仮想通貨取引所?
2. 日本のビットトレードを傘下に
3. Huobiのグローバル戦略とは

Huobiとは?どんな仮想通貨取引所?

もともと中国の取引所として2013年に設立されたHuobiですが、2017年に中国で仮想通貨事業に関する規制が行われるようになったのに伴い、拠点を香港に移しており、現在では香港の仮想通貨取引所という認識を持つ人が多くなっています。取り扱い通貨は100種を超える豊富な選択肢がHuobiの特徴で、世界でも最大級の取引所といって良いでしょう。独自トークンであるHuobi Token(HT)を発行しており、HTを使って取引を行った場合には手数料が安くなるなどの特典があって、HT建ての取引も人気です。円建てでの取引は出来ませんが、日本語には対応しているので、日本人でも取引しやすいというメリットはあります。いずれにしても、円から何らかの通貨に替えて取引する必要があるため、手数料対策としてHTに替えて利用する人は少なくありません。取り扱い通貨が多く、新しい仮想通貨も数多く扱っているため、ハイリターンを狙ってそういった通貨を取引したい人にもおすすめです。

日本のビットトレードを傘下に

2016年設立のビットトレードは、日本の仮想通貨取引所として2017年9月に金融庁から認可されました。その後2018年初めにアメリカの実業家に買収され、最近になってその実業家からHuobiに株式が譲渡されました。ビットトレードの名前はHuobi Japanとなり、Huobiによるサービス提供が行われることが決まっています。Huobiの日本市場進出は、コインチェックの流出事件などにより仮想通貨人気が下火になりつつあった日本で、仮想通貨市場の活性化のきっかけになるのでは、と期待が持たれています。

Huobiのグローバル戦略とは

Huobiは設立以来、一貫してグローバル戦略を進めてきました。今回のビットトレード買収による日本進出もその一つです。ただし、取引所がどこかの国に進出する場合、その国の法律によって制限されることも多く、日本の場合は新会社や分店を日本に設立するか、認可を受けた既存の取引所を買収する必要がありました。既に取引所としての認可を受けているビットトレードを買収することで、日本での運営が可能になったのです。HuobiのCEOであるクリス・リー氏は、Huobiのもつグローバルクラスのセキュリティと、それぞれの地域によるオペレーションチームの働きにより、R&Dに投資し続けることが相乗効果を生むとコメントしており、ビットトレードの買収は日本におけるHuobiの成長の第一歩であると考えられています。