世界的大富豪李嘉誠氏運営のベンチャーキャピタル「Horizons Ventures」




 

Horizons Venturesは、長江実業グループ会長で世界的大富豪の李嘉誠氏が運営するベンチャーキャピタルです。さまざまなハイテク新興企業に投資を行い、2013年にはビットコイン決済のプロバイダー「BitPay」にも出資するなど、早くからビットコインにかかわってきました。

李嘉誠氏とHorizon Venturesについて

・世界的な大富豪の李嘉誠氏
・ハイテク分野への投資に特化したベンチャーキャピタル
・ICEのBakktに投資したことが報じられる

世界的な大富豪の李嘉誠氏

李嘉誠氏は1928年生まれの現在90歳で、香港の長江実業グループの創設者兼現会長です。もともと香港にプラスティック工場を構えていましたが、そこで売り出した造花が「ホンコンフラワー」として大人気になり、富の礎を築きました。その後、長江実業有限公司を設立して不動産業でも大成功を収め、香港一の不動産ディベロッパーになります。和記黄埔や香港電灯などを買収しながら規模を拡大し、1989年には天安門事件で多くの外国企業が中国国外へ避難するなか、逆に中国への投資を増やして香港一の企業グループへと同社を導きました。中国の指導者ともつながりがあるアジアで特に影響力の大きな人物です。

ハイテク分野への投資に特化したベンチャーキャピタル

Horizons Venturesは2006年に設立された香港のベンチャーキャピタルです。破壊的テクノロジーやそのスタートアップ企業への投資に焦点を当てた企業で、李嘉誠氏のハイテク分野への個人的な投資のために運営されています。ビットコインなど仮想通貨にもいち早く注目し、2013年にはビットコイン決済サービスのプロバイダー「BitPay」に、2016年にはブロックチェーン技術のプロバイダー「Blockstream」に投資したことでも話題を集めました。

ICEのBakktに投資したことが報じられる

2018年、李嘉誠氏率いるHorizons Venturesが、ICEのデジタル資産プラットフォーム「Bakkt」に出資したことが報じられました。Bakktの公式ブログは、2018年12月、シリーズA資金調達ラウンドにおいて1億8250万ドル(約197億円)もの資金を調達したことを公表していましたが、そこでHorizons Venturesが出資者に加わったことを明らかにしています。2018年はビットコインを始めほとんどの仮想通貨が年間を通して大きな下落を見せましたが、李嘉誠氏のHorizons VenturesがBakktに投資したニュースは久々の明るい話題として受け止められています。