金への投資は従来から外貨や株式と共に、資産運用の手段として定着してきました。
仮想通貨が登場した現在も、金は万が一のときでも資産価値を失わない投資の対象であり続けています。
今回紹介するHelloGoldは、そんな金への投資とブロックチェーン技術を結び付けた仮想通貨です。
- USDCを金に換えるプラットフォーム
- 信頼できる提供元
- 安心できるセキュリティ
- HelloGoldの価格推移と購入方法
USDCを金に換えるプラットフォーム

HelloGoldはGOLDXというプラットフォームで利用できる仮想通貨です。
GOLDXではUSDCをHelloGoldと交換することができます。
HelloGoldはそのときの金の価格と連動しており、USDCはそのときのアメリカドルの価格と連動しているため、ブロックチェーン技術を介してアメリカドルと金を交換することが可能になります。
HelloGoldはEthereumのブロックチェーン上で稼働する仮想通貨のため、普通の純金投資で必要な金庫などの設備を準備する必要はありません。
Android版アプリを介して、1日23時間取引することができ、残りの1時間は取引をスムーズに行えるように、確認作業に当てられています。
手数料も購入時に2%、年間に管理手数料として保有保有額2%を支払うだけで済みます。
口座の開設やHelloGoldを引き出すときに手数料はかからないため、従来の金投資よりも手数料を抑えることができます。
信頼できる提供元

HelloGoldはマレーシアにある、HelloGold財団(HG財団)が提供する仮想通貨です。
HG財団はかつてHelloGoldという、金投資のためのモバイルプラットフォームをリリースしています。
このプラットフォームでは貴金属監査法人であるAmanie Advisorsが定期的に監査する、SHARIAH準拠の純金をリアルタイムで購入することができます。
HelloGoldプラットフォームではマレーシアの通貨であるリンギットにのみ対応しており、日本人には使いにくくなっています。
安心できるセキュリティ

GOLDXでは購入した金が即座に手元に反映されるわけではありません。
そこで気になるのが、購入した金の管理体制でしょう。
HG財団は金をシンガポールかドバイの金庫に保管しており、6ヶ月に一度貴金属監査法人による監査を受けています。
プラットフォームからいつでも自分の保有する金の量と保管場所を確認することができます。
またHG財団は世界の地金相場の中心に位置するロンドン貴金属市場協会(LBMA)が「Refereeing the Good Delivery System」に定める、特に良質な精製所であるProduits Artistiques Métaux Précieux(PAMP)の精製した純金を管理しています。
PAMPはVeriscanというアプリをリリースしており、そこから自分の購入した純金をシリアルナンバーで確認することが可能です。
HelloGoldの価格推移と購入方法
HelloGold (HGT) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap
HelloGoldは2017年10月に公開され、2018年1月に最高値を記録します。
しかしその後は仮想通貨市場が低迷するに従って価格も低下し、現在は1HGT=0.15円ほどで推移しています。
GOLDXプラットフォームは現在ベータ版の公開をしており、今後問題がなければ正式にアプリがリリースされることでしょう。
ブロックチェーン技術を活かした、安全性の高い金取引プラットフォームを確立できればHelloGoldの価値は上がっていくことでしょう。
HelloGoldやGOLDXについては、HG財団の公式Twitterが情報発信をしているので気になる人はチェックしてみてください。
HelloGoldは、現状日本の取引所では購入できません。
もし購入したいと思ったら、日本の取引所でBitcoinかEthereumを購入して、海外の取引所へ送金してください。
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