エネルギー問題を解決するための仮想通貨Grid+




日常生活とエネルギーの問題は今や切っても切り離せないものです。

仮想通貨でも例外ではなく、Bitcoinのマイニングが世界159か国分に相当する量の電力を消費するなど、地球温暖化への悪影響が懸念されています。

そこでブロックチェーン技術を用い、特に風力や太陽光発電などの再生可能エネルギーを効率的に運用することでエネルギー問題の解決を図るGrid+という仮想通貨が登場しました。

Grid+について
・Grid+の概要
・Grid+で収益をあげる仕組み
・Grid+の価格推移と購入方法

Grid+の概要


Grid+はブロックチェーン技術「ConsenSys」が開発した仮想通貨です。

現在のエネルギー市場では市場とエネルギーの利用者との間に電力会社や政府機関などが仲介し、余計なコストが入るほか効率的な供給ができない事態もありました。

例えば2017年にチリの太陽光発電所がエネルギーを生産した際には、地方の送電業者がエネルギーを蓄えて配電することができなかったために無償で電力を供給してしまう事態が発生しています。

Grid+はEthreumネットワークの「Lightning Network」というスケーリングソリューションを用いることで、エネルギー市場において電力の生産者と利用者を直接つなぐことを可能にしました。

仲介を排することで流動性がよくなり、リアルタイムで必要な電力を購入することができるようになります。

多量の電力を消費する工場などでも電力を購入する時点でわずかなロスが発生していたほか、従来の送電システムでは送電時に全体の38%もの損失が発生していると言われています。

Grid+ではエネルギーの使用量を最適化することで、コストの削減に成功しました。

Grid+で収益をあげる仕組み


Grid+では専用のデバイスである「Smart-Energy Agent」を使ってリアルタイムで電力市場をチェックし、ソーラーパネルなどで発電した電気を売ることで収益をあげることができます。

1GRIDは卸値価格500kwhのクレジットと対応しており、このGRIDを通して電力を売買します。

GRID+の利用者はエネルギーが安いときに購入して蓄えておくことで、エネルギー使用のピーク時にそれを利用することもできますし、エネルギーが高くなったときに売却して利益を得る、アービトラージを行うこともできます。

また「Smart-Energy Agent」には電力の売買だけでなくサーモスタッドや電気自動車のチャージャーなども含まれており、エネルギーの世界を多様な手段を通して効率化することが可能となっています。

Grid+の価格推移と購入方法


Grid+ (GRID) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap
Grid+は2017年11月に公開され、12月からの仮想通貨バブルと呼ばれる高騰に引っ張られるように価格を上げましたが、現在は落ち着いています。

Grid+は一気に対象国を広げるのではなく、ひとつひとつの国で顧客を殖やしていく方針を取っており、普及には時間がかかるかもしれません。

また送電のインフラには既存のものを使うため、電力会社の準備や安全性を確保するための法整備も必要となります。

そのため今すぐ価格が高騰することはないかもしれませんが、Grid+の描くエネルギー構想に賛同する場合は、投資を検討してみてもいいでしょう。

Grid+の開発チームはTwitterで情報発信を行っているため、気になった方はチェックしてみてもいいかもしれません。

Grid+は日本の取引所では購入できないため、もし購入する場合は海外の取引所でBitcoinかEthreumと交換する必要があります。

Grid+を取引できる主な取引所
・BITBOX
.com
・Idex
・AirSwap
・Rader Relay
・ForkDelta