オープンソースシステムを持つGridCoin




GridCoinとは?

GridCoinとは、オープンソースの仮想通貨です。マイニングによる電力消費などを問題点に掲げ、マイナーは科学投資などにコンピューターリソースを提供することで報酬を受けられるという特徴があります。

この記事では、GridCoinの3つの特徴について紹介します。

GridCoinの3つの特徴
  • オープンソースのシステムで成り立っている
  • 処理手数料がとても安いのがメリット
  • 処理スピードが速く世界中での取引に向いている

GridCoinの基本的なシステムとは?

GridCoinは2013年に開発、発表された仮想通貨の一つで、仮想通貨の誕生という面では比較的早いものと言えるでしょう。

開発者は仮名での発表を行っていますので、事実上開発者が不明となっています。他の多くの仮想通貨と同じように、GridCoinも特定の機関や個人、企業によって運営管理されているわけではなく、分散型ブロックチェーンの仕組みを踏襲しています。

特にGridCoinはオープンソースとなっているのが特徴で、誰でもシステム改善や管理のために参加できるというシステムを採っています。

そのため、世界中の多くのユーザーがこのGridCoinのシステム向上のために携わってきて、様々な機能改善がなされています。

仮想通貨は、より多くの技術者の手が入ることによって、速いスピードで改善が進んでいくというメリットがありますが、このGridCoinはその特徴を最大限に生かしていると言えるでしょう。

処理手数料が安く使い勝手がいいのもメリット

仮想通貨の利用には何らかの形で処理手数料がかかることが多いものです。もしくは、逆に処理を行うために自分のコンピューター能力を提供するマイナーが、作業の見返りとしてコインを報酬という形で受け取るという方法を採ります。

しかし、このGridCoinは処理手数料がとても安いという特徴を持っていますので、気軽に決済処理などに使えるというメリットがあります。

GridCoinは様々な商品やサービスの決済方法として使われるという形を想定していますので、その点での使いやすさが大きな強みとなっています。

例えばビットコインの場合の処理手数料は約$1.88といわれていますが、GridCoinは約$0.026です。

処理スピードが速いというのも大きなメリット

仮想通貨はオンライン上での取引処理で世界中どことでも決済ができるという強みを持っています。

しかし、ビットコインのようにブロック生成までに時間がかかるものも多くなってきていて、速くて10分、処理が混雑すると数時間入金確認までにかかってしまうこともあります。ユーザーが爆発的に増えていることで処理数が増大しているという原因の他、技術的に弱いという理由もあります。

しかし、GridCoinはスピーディーな処理ができるシステムを実装していて、他のコインと比べても処理スピードが速く確認がすぐにできるという特徴を持っています。

例えばビットコインの場合のブロック時間は平均10分といわれていますが、GridCoinは90秒です。

GridCoinは人類の発展につながる?

オープンソースな開発手法など、他の仮想通貨と比較してエネルギー効率のよさを売りにしているGridCoinは、BOINCという分散コンピュータプロジェクトのシステム上に構築されており、BOINCでマイニングを行うことでその演算処理能力を通して科学者や大学の研究プログラムに貢献出来る仕組みになっています。
マイニングが人類の発展につながるという壮大なプロジェクトを行っているGridCoin。今後、この仮想通貨プロジェクトが人類の未来を動かす日が来るかもしれません。今後の動向に注目です。

BOINCとは?
ボランティアコンピューティング(以下VC)とは、がんやHIVといった難病の解明、気候の解析、天文学の研究など、多くの計算リソースを必要とする科学の研究へ、誰もが参加することができる社会貢献活動のことです。
(略)
BOINCとは、大規模な分散コンピューティングのためのオープンソースソフトウェアの名称で、研究機関側も、ボランティア参加者も無料で使うことができます。
BOINC以外の独自のツールを使うVCもありますが、BOINCはオープンソースで実績も多いのでよく採用されているようです。
BOINCは、計算を細かく分割して配信するBOINCサーバと、計算を受け取って処理・報告をするBOINCクライントが連携する仕組みになっています。
がんやHIVの研究に貢献できる「ボランティアコンピューティング」の始め方