ビットコイン強気派のGalaxy Digital Capitalの設立者Mike Novogratz氏

有名投資家でフォーブス誌にも億万長者としてランクインしたことのあるMike Novogratz氏は、デジタル資産運用会社の「Galaxy Digital Capital」の設立者としても知られる人物です。早くからビットコインに注目し、昨今の弱気相場においても強気発言を繰り返しています。そんなNovogratz氏について見ていきましょう。

Mike Novogratz氏について

・ゴールドマン・サックスの営業マンとしてスタート
・早くから仮想通貨投資を開始
・弱気相場でもビットコインに強い信頼を寄せる

ゴールドマン・サックスの営業マンとしてスタート

Mike Novogratz氏はもともとゴールドマン・サックスで営業職からスタートした人物です。1989年から同社に11年勤務し、その間にトレード関連の業務も経験しました。ゴールドマン・サックス退社後、アメリカのヘッジファンドの「Fortress Investment Group LLC」の取締役や会長を務めるとともに、同グループのマクロ系ヘッジファンド「Fortress Macro」の最高投資責任者としても活動していました。2015年に同社は大きな損失を被り、それに伴いFortress Macroは閉鎖、Novogratz氏もFortress Investment Groupを退社しています。その後も仮想通貨への投資は続けており、冒頭で触れた「Galaxy Digital Capital」を設立し、今に至っています。

早くから仮想通貨投資を開始

Novogratz氏は早くからビットコインなどの仮想通貨に注目していました。確認できる限りでは、2013年の時点ですでに多額の投資を行っている旨の発言をしています。まだFortress Investment Groupに在籍しているころの発言ですが、今のうちに少しでもビットコインに投資しておくと数年で一財産築けるだろうと語っていました。実際、そのころの価格を考えるとNovogratz氏の予想は的中で、ビットコインで巨額の資産をさらに増やしたと考えられます。

弱気相場でもビットコインに強い信頼を寄せる

2018年は仮想通貨市場が下落し、全体的に弱気相場が続いています。Novogratz氏のGalaxy Digital Capitalも1億3千万ドル以上の含み損を抱えることになったのですが、Novogratz氏はそんな状況でもビットコインの未来について強く確信しています。5月には、Bloomberg社と共同で「Bloomberg Galaxy Index」という仮想通貨インデックスを設立しました。