独立系金融コンサルティング会社「deVere Group」のCEOのNigel Green氏




Nigel Green氏は、世界最大級の独立系金融コンサルティング会社である「deVere Group」のCEOです。同氏の経歴と仮想通貨市場における発言を見ていきましょう。

Nigel Green氏について

・ロンドンで金融の専門家としてスタートを切る
・deVere Groupは今後アメリカを拠点にさらに拡大する予定
・仮想通貨市場は今後成熟を迎えるとの予測

ロンドンで金融の専門家としてスタートを切る

Nigel Green氏は父にならって金融サービスの業界に足を踏み入れました。ロンドンでの15年の研鑽により金融セクターへの知見を深めたのち、ルクセンブルク登録の「deVere & Partners」を設立したことを第一歩として、国外の顧客のための金融サービスの提供を開始しました。海外の金融業界において数年の運営ののち、Green氏は2002年に「deVere」を設立、現在50以上ある支社の端緒として香港に最初の支社を構えたのです。

deVere Groupは今後アメリカを拠点にさらに拡大する予定

deVere Groupは国外移住者と世界中の投資家のために、国際的な預金、株式、生命保険、年金などについて専門的かつ公平なアドバイスを提供しています。同社が現在のように大きな発展を遂げたのは、Green氏の時代への深い認識がキーであり、海外で暮らす人をターゲットにしたことでニッチ企業として世界的な成功を収めました。同社は現在、アブダビ、ニューヨーク、香港などを始め世界中に50の支社を構えています。すでに各支社総勢で450人のコンサルタントが8万人以上ものクライアントを抱えていますが、今後5~10年でアメリカで金融のハブとしての拠点を構え、クライアントを20万人に増やす計画があるそうです。

仮想通貨市場は今後成熟を迎えるとの予測

2018年、Green氏は、今後、多くの企業が新たな仮想通貨を発行するようになり、仮想通貨の競争はさらに激化して、それに伴いビットコインのシェアが縮小するのではないかとの予測を述べました。イーサリアムやリップルなどビットコイン以外の仮想通貨が市場規模をどんどん拡大していく一方で、これまで盤石の地位を保っていたビットコインは相対的にその価値を落とすとのことです。つまり、仮想通貨市場全体のボラティリティが低下するということですが、Green氏はこれを市場が成熟するための兆しと捉えています。ビットコインの登場から20年を迎えるまでに、仮想通貨市場は現在とは比べ物にならないほど巨大になるはずとも語っており、deVere Groupもこの分野にさらに積極的にかかわっていくとのことです。