Creamはビジネス支援のために生まれた通貨

Creamとは?

2017年7月取引開始という、非常に若い仮想通貨のひとつがCreamです。そこには様々な理念や技術が込められています。

Creamの3つの特徴
  • CreamはX11アルゴリズムを採用した安全でエコな通貨
  • Creamはクラウドファンディングなどでの使用を想定している
  • Creamは技術開発が続いていて、さらに新しい機能が実装される予定

一体、Creamとはどんな仮想通貨なのか?検証していきましょう。

Creamの基幹技術であるX11アルゴリズムとは何か?


Creamは、2017年7月に取引開始されたばかりで、まだ取り扱う取引所も少なく、時価総額も少ない、若い仮想通貨と言えます。

そのベースとなっているのはBitcoinであり、ブロックチェーン技術やPoWシステムを採用しています。しかし、アルゴリズムにX11という新しい技術を用いていることがCreamの特徴です。

X11とは、blakeやbmw、またcubehashにecho、そしてgroestlやjh、さらにkeccakやluffa、shaviteにsimd、skeinという11種類のハッシュ関数を組み合わせたアルゴリズムです。これによって、トランザクションを複雑に暗号化することができ、ハッカーからの攻撃から守ることができます

さらに、X11アルゴリズムは従来のScriptよりも消費電力が少ないとされていて、取引における電力消費を抑えることができると言われています。

このように、安全性や経済性を追求していることからわかるように、Creamはビジネスシーンでの利用を目指して開発された仮想通貨です。クラウドファンディングなどへの投資や、新規ビジネスやイノベーションへの支援など、ネットワーク上での送金がCreamをゲートウェイとすることで簡単に行えるようになるのです。

Creamの将来性は?


Creamは、取引開始して以来、あまり大きな値動きをしていません。しかし、まだ発行枚数が少ないためでしょう。今後マイニングが進んで多くのCreamの発掘が予想されます。また、マスターノード制を採用しているため、多くのCreamを保有している人には報酬としてCreamが与えられるので、時間が経てば発行枚数も増え、取引が活発になる可能性があります。

さらに、今後もAndroid端末でのウォレットやATMの開発が進められていて、さらなる技術が実装される見込みです。そして、クラウドセールも予定されているので、Creamからは今後も目が話せないことは間違いないでしょう。

Creamはビジネスシーンで受け入れられるか?


Cream (CRM) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap
取引開始時は大きく値が動き徐々に下火になっていきましたが、2018年に入って再度大きく上昇した後は、同じく徐々に下降していき現在に至ります。

クラウドファンディングでの利用やスタートアップの投資などビジネスを支える仮想通貨として始まったCream。高いセキュリティや省電力な運用が出来ているため、ビジネス向けの仮想通貨といっても過言ではありません。今後の課題は、具体的な利用場所を拡大させ、より多くのビジネスシーンで使われるようにすることではないでしょうか。世界中で展開することが出来たら、大きな発展を遂げる仮想通貨となりそうです。

Twitterなど更新も活発で、ロードマップの進捗の見える化が出来ているため、今後の動向をキャッチする機会も多く信頼に足る仮想通貨ということが出来ます。

Creamの主な取引所