両替用キオスクのCoinstarと提携したビットコインATM企業「Coinme」

CoinmeはビットコインATMを開発するアメリカの企業です。2019年1月、全米のスーパーマーケットなどに両替機を設置するCoinstarと提携したことを発表しました。これにより、今後、Coinstarのキオスク端末から簡単にビットコインが購入できることになります。

CoinmeとCoinstarの提携について

・ビットコインATM企業のCoinmeとキオスク型両替機のCoinstar
・Coinstarの端末でビットコインが購入可能に
・数千台の端末に導入予定

ビットコインATM企業のCoinmeとキオスク型両替機のCoinstar

2014年に設立されたCoinmeは、国のライセンスを持つ最初のビットコインATM企業です。取引量は毎月何百万ドルにも上り、仮想通貨ATMネットワークをグローバルに拡大しています。Coinstarは、1991年創業のキオスク型両替機のサービスを提供する企業です。同社の端末を使うと簡単に小銭を紙幣に両替できることから人気になり、全米で最も成長スピードが著しい企業となりました。今では大型のスーパーマーケットでは日常的に目にするほど普及しており、設置台数は全世界で2万台にも上ります。

Coinstarの端末でビットコインが購入可能に

そんなCoinmeとCoinstarがパートナーシップを結んだことが発表されました。今後はCoinstarの端末でビットコインを現金で買えるようになるサービスを計画中とのことです。その計画によると、購入希望者は、端末に現金を投入して電話番号を入力することで、ビットコインとの引き換えコードが記載されたバウチャーを受け取ります。そのコードをCoinstarのウェブサイトに入力すると、自分のウォレットにビットコインが送金される仕組みです。

数千台の端末に導入予定

CoinmeのNeil Bergquist CEOは、「Coinstarとの提携で、人々が今までより簡単にビットコインを購入できることになります。地方のスーパーでも購入できるようになることで、ビットコインは生活の一部となり、新しいテクノロジーにも容易に参加できるようになるのです」と語りました。また、CoinstarのJim Gaherity CEOは、「Coinstarは常に価値あるサービスを消費者に提供する方法を考えている。革新的機構を持つCoinmeとの提携で、消費者にビットコインを容易に提供できるようになる」と語りました。Coinstarの2万台の端末のうち、どれだけがビットコインを扱うのかはまだわかりませんが、今回の発表時点では数千台を予定しているそうです。