コインベースのCEO Brain Armstrongがテゾスを上場?

ベーカーになるためには?

コインベースの最高責任者であるBrain Armstrongはベーキング(マイニングのようなもの)の提案をしました。そしてそれは投資家達が次のような疑問をもたらすきっかけとなりました。

Brain Armstrongはテゾスを新アルトコインであると示唆しているか?

テゾスは最近、Midiumに投稿し、ベーキングの工程と委任されたXTZ(テゾスのコイン)について議じました。ベーキングはテゾスにおいて必要不可欠な工程です。べーカー(ベーキングする人)がブロックの報酬を得るためには、代表に選ばれること(委任されること)が必要なのです。投稿では次のように書いています。

ベーキングは、テゾスがブロックチェーンに新ブロックを署名して公開される行為である。ベーカー達が代表者として資格を得るためには、少なくとも10000XTZ(22000ドル)が必要であり、追加の委任された配当金を所有することで、ベーカとして、あるいはエンドユーザー(パソコンを所有している個々のノード)として選ばれるチャンスが増える

代表者はユーザーの配当金を動かす立場にはいないが、ベーカー達に仕事の割り当てを申しでる権利を持っています。テゾスのブロックチェーン技術全体における成長・発達は、スマートコントラクト(自動化された契約)を採用しているPoSシステム(プルーフ・オブ・ステーク)によるものです。今年6月末にネットワーク用のベータネットが開始され、最初の3サイクルのブロック生産は、すべてテゾス財団によって行われました。

※いくつかあるコンセンサスアルゴリズム(Consensus Algorithm/合意を得る方法)のうちの1つのことで、保有している仮想通貨の量に比例して、報酬(新規コイン)がもらえるシステム。

これらの取引を管理・運営するガイドラインは「テゾスのベーキング&委任ガイド」と称される投稿で見ることができます。このガイドラインは、7月25日よって出版されました。7月9日投稿されたBambouclub(Midium)のブログタイトルで「テゾスはいくら利益があり、ベーキングで得る収入はどれほどのものか?」を先行して出されたものです。

コインベースの最高責任者Brain Armstrongの思惑

10月18日、投稿された話題には目新しいものはありませんでしが、少人数のプレイヤーが工程について隠喩話をしていました。コインベースの共同創設者で最高責任者のBrain Armstrongは、次のように記述しています:

「砂糖なしの飲み物や軽食は人気が高まっている(そして、誰もがケトン体ダイエット/低炭水化物ダイエットをしている)。巨大な市場で目にするクッキーやパイ、そしてチョコレートの中に入れて焼く安全な砂糖の代わりになるのは、“安定性のある熱いもの”のようなものだ」

ツイッターのユーザーには、この「焼く」という言葉を使った理由、つまり2通りの解釈ができる意味合いに気づいた人がたくさんいました。そして、その中には、コインベースにテゾスのトークンであるXTZを追加することを提案している人もいました。

Armstrong氏はいまだにユーザー達になんの返答もしてないようですが、続けて次のように言っています。

「『砂糖が茶色になることの効果』を検証する必要がある。それは魅力的で、肥満流行を抑える重要な一歩となるかもしれないからね」

テゾスは新アルトコインになるか?

最近、Kraken取引所や、Bitfinexといった複数の取引所が自社のプラットフォームにテゾスを追加する計画を発表しました。現時点では、発表前の段階であるため、業界では、複数のプラットフォームでアルトコインが追加されているようです。しかしながら、Armstrong氏はコインベースはユーザー達がXTZと交換させるだろうといったような話を示唆しています。

9月26日のビットコインニュースウェブサイトによると、多くのアルトコインの1つに、ユーザー達がすでに予想しているものがあります。しかし、決定が下されるまで、ユーザー達はかたずをのんで待たなければならないでしょう。