中国のシンクタンク北京情報センター(CCID)の役割り




 

この記事のポイント

■北京情報センター(CCID)は中国工業情報化省が管轄するシンクタンク
■国際パブリックブロックチェーンの評価ランキングを毎月発表
■国際パブリックチェーン技術評価指数(GPBTAI)は定評アリ

北京情報センター(CCID)とは?

北京情報センター(CCID)とは、中国政府が直接管轄している中国工業情報化省の傘下となるシンクタンク機関です。この機関では国際パブリックチェーン技術評価指数(GPBTAI)を毎月定期的に公開しているのですが、ここで発表されるランキングは、世界中の仮想通貨関連業者にとっては注目されています。このランキングを決める際には、33種類のパブリックブロックチェーンが対象となりますが、基礎技術やアプリの応用性、そして革新性などが総合的に評価されて、指数としてランキング形式で発表されています。1位はEOS(イオス)、2位はETH(イーサリアム)、その後はビットシェアーズやネピュラス、ネオなどが続き、時価総額が仮想通貨の中ではナンバーワンのビットコインは13位と評価されているようです。もちろん、この指数は毎月更新されているため、今回の評価が低くても、今後の活動次第では評価が高くなる可能性はもちろんあります。

何を根拠にした評価なのか

北京情報センター(CCID)の指数ランキングは、それぞれの仮想通貨がもつ時価総額のランキングではありません。それぞれの仮想通貨が持っている技術面や使いやすさなど技術的な部分において、北京情報センター(CCID)ブロックチェーン・リサーチ・インスティテュートという機関が評価作業を行っています。

評価項目はたくさんありますが、大きく分けると、基本的な技術レベル、アプリケーションのレベル、革新性などの基礎技術レベルが全体の65%程度を占めることになります。さらに、ブロックチェーンの技術的な要素や分散性、機能、安全性、性能などが残りの35%を占めています。スマートコントラクトやAPI、SDK、RPCなどの技術を導入なども、評価の際には考慮されます。

革新的かつ拡張的なものが高評価

近年の傾向を見ると、北京情報センター(CCID)から高く評価されやすいブロックチェーンは、一般的なアプリ開発が行われていたり、汎用性や拡張性が高いものが多くなっています。そうした点を考慮すると、現在の仮想通貨業界やブロックチェーン技術においては、イーサリアムおよびイオスは、世界中のDAPP開発において理想的なプラットフォームを提供していると言えます。