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Catcoinとは?
仮想通貨はいろいろなことをきっかけに生まれるものです。仮想通貨の中には入れ墨専門店のみで使用するために生まれたものや、動物愛護の観点から生み出されたものもあります。特定の動物が好きな人の集まりによって生み出されたものもあり、「Catcoin」もその一つです。
- Catcoinは猫好きのための仮想通貨
- Catcoinはオープンソースで誰でもコントロール可能
- Peer to peerを採用
Catcoinは猫好きのための仮想通貨
Catcoinという名前を見れば一目瞭然ですが、この仮想通貨は猫たちの権利を擁護し、猫たちを支持するために生み出されたものです。
実は犬たちの権利を擁護するための「DogeCoin」という仮想通貨が誕生した後、猫好きの人々がこの仮想通貨を開発しました。もちろんデザインには猫が使われており、開発者たちの猫に対する愛を感じることができます。猫と猫の飼い主、猫を愛するすべての人が快適な生活を送るということを目的に今でも開発が続けられています。
Catcoinはオープンソースで誰でもコントロール可能
Catcoinはオープンソースであるため、誰もがシステムを閲覧可能です。中央集権型ではないため、誰にもコントロールされていません。
しかしその一方で誰でもシステムを閲覧することができるため、誰でもコントロール可能ということもできます。Catcoinの取引はもちろん、マイニングの方法も公式サイトで確認することができます。10分単位で50枚のCatcoinが発掘されるというシステムになっているので、興味のある方は購入するかマイニングに参加してみることができます。
Peer to peerを採用
Catcoinの大きな特徴はPeer to peerという方法を採用しているという点です。誰でも相手方のIPアドレスさえ知っていれば取引が可能になるシステムであるため、気軽に、そして簡単にCatcoinでの取引が行えます。匿名性が守られること、低コストで取引が行えること、中央集権型でないためハッキングなどに強いことなど多くのメリットのある方法です。
一方でPeer to peerは実装が難しいという特徴もあったのですが、Catcoinには搭載されているため、開発陣の技術の高さがうかがえます。今後どのように世界で需要が高まっていくのか、開発がどのように進むのかに注目です。猫好きの方はぜひ一度Catcoinの購入を検討してみていかがでしょうか。
Catcoinの将来性
Catcoin (CAT) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap
取引開始は2013年末と歴史の長い仮想通貨です。取引開始直後は大きく値が動き、その後数ヶ月かけて下降していきました。それから数年は、ほとんど値動きがありませんでしたが、2017年後半から徐々に値上がり傾向になっていきました。仮想通貨全体の盛り上がりと共に、その傾向は2018年初頭まで続きます。現在は再び下降傾向です。
社会的意義を背負った仮想通貨は多数存在し、課題解決に向けてプロジェクトが動いているものもたくさんあります。Catcoinも目的ははっきりしている仮想通貨ですが、課題解決のための具体的な行動は何かが公式サイトからもわかりません。ロードマップの進捗や今後の予定も公開されておらず、TwitterやFacebookなどのSNSもありません。最新情報を入手することが困難なので、取引には十分な注意が必要と言えるでしょう。