リップル基軸市場にトロンを追加したオーストラリアの仮想通貨取引所「BTCEXA」

 

「BTCEXA」はオーストラリアの仮想通貨取引所で、プロ投資家向けの取引所と言われています。2018年末、基軸通貨をリップル(XRP)とする市場を開設し、その後の投票により、2019年1月末にその新たな取引ペアとしてトロン(TRX)が選ばれました。

仮想通貨取引所BTCEXAについて

・オーストラリアのプロ投資家向けの取引所
・2018年末リップルを基軸通貨とする市場開設
・リップルの取引ペアにトロンが選ばれる

オーストラリアのプロ投資家向けの取引所

「BTCEXA」はプロ投資家向けの取引所を称しており、オーストラリアの規制当局の監督のもと、全取引を24時間365日体制で監視し、取引所の資金を最大98%コールドウォレットに保管するという万全の体制で安定なプラットフォームを確保しています。また、機関投資家向けの取引サービスにDAOを統合することを目的に、エクスチェンジアライアンス(EXA)をBastion社やCoinMerit社らと組織しています。BTCEXAの資金管理は、安全性を担保するためにBastion社が行うという体制です。堅実性を重視してプロジェクトを選んでおり、時価総額が低い仮想通貨に積極的にフォーカスしていることも特徴に挙げられます。

2018年末リップルを基軸通貨とする市場開設

BTCEXAは、2018年12月24日にリップル(XRP)を基軸通貨とする市場を開設しました。XRPを基軸通貨にする動きは世界的に進んでおり、コミュニティからも強い要望が出されていました。また、バイナンスがXPRを基軸とした取引ペアを2つ設置したこととも関係あるようで、実際、バイナンスのような影響力のある取引所の判断には多くの取引所が倣っています。

リップルの取引ペアにトロンが選ばれる

BTCEXA のXRPを基軸とした取引ペアは、2018年12月の開始時点でステラ(Steller)とカルダノエイダ(ADA)のみでしたが、その後、新たに通過したい通貨ペアの投票をユーザーに対して行っていました。投票期間は2019年1月11日から1月20日までで、新たな通貨ペアの候補はイーサリアム(ETH)、イオス(EOS)、ネオ()、トロン(TRX)の4つです。その結果、トロン(TRX)が選ばれたことがわかりました。トロンはここ最近、急激な成長を見せており、時価総額のランキングでも上位にランクインしています。ユーザーからのニーズの高さが表れた結果と言えるでしょう。