BIXCは果たして安全な仮想通貨か?

BIXCとは何か


BIXCとはセーシェルで開発された仮想通貨です。

アルトコインの中でも特に取引の少ないデッドコインに分類され、投資をする上では注意が必要です。

しかし果たしていわゆる詐欺コインと同一に考えてよいのでしょうか。

今回はそんなを紹介します。

BIXCの特徴
・専用のプラットフォームへ対応
・コンセンサスアルゴリズムにPoSを採用
・トランザクションが非常に短い

専用のプラットフォームへ対応


BIXCはセーシェルのIT企業であるBillionex World社が開発した仮想通貨です。

Ethreumをベースに、「Paying mall」というe-コマースプラットフォームで利用することを目的に開発しました。

Paying mallではクレジットカードやデビッドカードで買い物をした場合には5%、Bitcoinで買い物をした場合には10%割引となります。

しかしBIXCで支払うことでなんと30%もの割引を受けることが可能です。

BIXCはPaying mallというプラットフォームを活かして独自の経済圏を築くために開発されたのです。

コンセンサスアルゴリズムにPoSを採用


BIXCはコンセンサスアルゴリズムにPoS(Proof of Stakes)を採用しています。

PoSは通貨の保有量に応じて報酬量が上がる仕組みとなっています。

PoW(Proof of Works)を採用したビットコインなどとは違い、マイニングで報酬を得ることはできません。

トランザクションが非常に短い


BIXCはトランザクションがわずか数秒と非常に短いのが特徴的です。

Bitcoinはトランザクションに10分を要すると考えると如何にスムーズに、ストレスなく取引ができるかが分かるかと思います。

先に紹介したように、BIXCはe-コマースで使用することを目的にしており、スピーディに取引ができる点は魅力的ではないでしょうか。

BIXCの価格推移と購入方法


BIXC (BIXC) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap
BIXCは仮想通貨バブルと言われた2017年12月から2018年1月にかけて高騰しましたが、その後急落し、公開当初付近の価格で推移しています。

開発者によるサイトもなく、取引量もごくわずかなのでいわゆる詐欺コインとも思われますが、確証はありません。

しかし将来性は現状あまり感じられないので、様子見に徹したほうがいいかと思われます。

BIXCは日本国内の取引所では扱いがないため、BitFlyerやZaifなどでBitcoinを購入し、Binanceなどの海外の取引所へ送金する必要があります。

BIXCを扱う主な取引所
・Binance
・Coinbase
・CoinExchange.io