発言が注目されるBitMEXのCEOアーサー・ヘイズ氏




アーサー・ヘイズ氏は、最大100倍ものレバレッジが可能な仮想通貨取引所「BitMEX」のCEOを務める人物です。米ドルについて「シットコイン」呼ばわりするなど、奔放な発言で仮想通貨業界を賑わせていますが、実は緻密な計算に裏付けられた確かな根拠をもとに発言しています。そんなニュースにもたびたび取り上げられるアーサー・ヘイズ氏について見ていきましょう。

アーサー・ヘイズ氏について

・金融のエリート
・BitMEXへの疑惑を否定
・仮想通貨市場の弱気相場は2020年春まで続くとのこと

金融のエリート

アーサー・ヘイズ氏は、世界でも名門のビジネススクールとして知られるペンシルバニア大学ウォートン・スクール出身のエリート金融マンです。過去には、ドイツ銀行でマーケットメーカーとして勤務し、インデックス先物などの専門性を身に着けた経歴もあります。退職後に仮想通貨に関心を抱き、ビットコインについて調べるうちに自分で仮想通貨取引所を作ることを決意し、共同設立者であるBen Delo氏とSam Reed氏とともにBitMEXを創設しました。

BitMEXへの疑惑を否定

アーサー・ヘイズ氏はさまざまな発言で注目を集めていますが、一部には批判もあります。たとえば最近では、BitMEXは自社の取引や一部のトレーダーを優遇して儲けているという疑惑がかけられたことがありました。しかし、2018年11月にヘイズ氏自らブログで否定しています。それによると、BitMEXは特別なアクセス権など誰にも与えていないし、カバー取引もしていないので、顧客がトレードを清算する際に自社に利益など発生しないとのことです。ロスカットの証拠金はBitMEXの収益となると多くの人が考えていましたが、そんなことは一切ないと完全否定しました。

仮想通貨市場の弱気相場は2020年春まで続くとのこと

ヘイズ氏は2018年6月に、この年のビットコインの底値は3000〜5000ドルにまで下がるが、ビットコインETFが米証券取引委員会(SEC)に承認されると、年内に5万ドルまで再高騰すると予想していました。大きなボラティリティに期待してよいとの発言でしたが、ところが、2018年11月に、今の弱気相場はまだ18カ月間続くだろうとヤフーファイナンスのイベントで新たに語っています。2020年春まで今の傾向が続き、ボラティリティも低下すると見解を改めたのです。ただ、ビットコインETFの承認でふたたび急騰するとの考えは維持しています。