多額の追加徴税を命じられた韓国最大の仮想通貨取引所「Bithumb」




 

「Bithumb」は、韓国の仮想通貨総取引高の約60%を占める韓国最大の仮想通貨取引所です。強固なセキュリティ体制でユーザーを着実に増やし、世界でも有数の仮想通貨取引所に成長しています。そんなBithumbが、2018年1月からの税務調査において、巨額の追加徴税を命じられたことが報道されました。

Bithumbについて

・韓国最大の仮想通貨取引所
・多額の追加徴税を命じられる
・アメリカの株式市場上場を目指す

韓国最大の仮想通貨取引所

2014年4月にスタートしたBithumbは、韓国三大取引所の一つに数えられる仮想通貨取引所です。ユーザー数は80万人以上で、日本語にも対応し、日本にも多くのユーザーを抱えています。1日の取引量が1000億円を超えたこともあるほど多くの取引を行っており、韓国の取引量のうち約60%をBithumbが占めるほどの大規模な仮想通貨取引所です。過去にはハッキングにより大規模な被害を受けたこともありましたが、それを糧に強固なセキュリティ体制を構築し、それ以降、順調に勢力を拡大しています。

多額の追加徴税を命じられる

韓国を代表する仮想通貨取引所となったBithumbですが、2018年6月の報道で、同年の1月から3カ月に渡って行われた税務調査にて、当局から多額の追加徴税を命じられていたことがわかりました。Bithumbが急速に収益を増やしていることが税務調査の対象となった理由です。今回の調査で、Bithumb本社からコンピュータが押収されるなど徹底的な捜査が行われましたが、結果、脱税などの違法行為の証拠は見つからなかったと報じられています。しかし、違法行為はなかったものの、韓国国税庁はBithumbに対し、日本円で約31億円の追加徴税を命じました。実は、過去にもBithumbは国税庁から追加徴税を命じられていましたが、国税庁の報道官によると、これまでBithumbは不服を述べることなく、追加分の税金を毎回全額納付しているとのことです。

アメリカの株式市場上場を目指す

事業報告書によると、Bithumbは2017年に約340億円もの売上高を記録し、当期純利益は約436億円にも上っています。売上高は前年の77倍、純利益は171倍という急成長です。また、2019年に入って、親会社のBTHMB HOLDINGSがアメリカの仮想通貨取引所「Blockchain Industries」と合併することが発表されています。合併後にはアメリカの株式市場上場を目指すとのことです。