仮想通貨を語るシーンが話題になったホアン・シュアンとアンジェラベイビー出演の中国ドラマ『創業時代』




 

『創業時代』とは、付遥の同名小説を原作とする華策影視制作による中国のドラマです。2018年10月より中国で放映されました。ネットでの視聴回数が1日に1億回を超えるほどの人気です。起業がテーマのドラマで、出演者が仮想通貨やビットコインを語るシーンがあることが、仮想通貨業界でちょっとした話題になりました。

『創業時代』と中国の仮想通貨事情

・人気俳優出演の中国で大人気のドラマ
・資金洗浄の話題でビットコインが取り上げられる
・中国国民の4割が仮想通貨投資に関心を示す

人気俳優出演の中国で大人気のドラマ

『創業時代』は、携帯電話のソフトウェアを開発するシステムエンジニアの主人公が、ライバル社との競合にもまれ、また、投資アナリストの女性と恋に落ちながら、創業に至るまでを描きます。主人公を演じるのは、チャン・イーモウ(張芸謀)監督の『グレートウォール』やチェン・カイコー(陳凱歌)監督の『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』など、中国の映画界で巨匠と呼ばれる監督の作品に出演し知名度を上げたホアン・シュアン(黄軒)です。ホアン・シュアンと恋に落ちる投資アナリストは、ドイツ人の血を引くクォーターで、モデルや女優として活動する絶世の美女と名高いアンジェラベイビー(楊穎)が務めています。人気俳優2人が主演を務めるということと、アンジェラベイビーにとっては出産後の復帰第1作ということで、放映前から大きな話題を集めました。放映後は、ネットで1日1億回以上の再生回数を記録する大人気ドラマとなっています。

資金洗浄の話題でビットコインが取り上げられる

そんな『創業時代』が仮想通貨業界で話題になった理由は、ドラマのなかで「資金源を追跡されないようにビットコインで支払いを行う」などと語る場面があったからです。この扱いでもわかるように、中国ではビットコインなどの仮想通貨は、資金洗浄に悪用されるために使われるといったネガティブなイメージがあるのでしょう。実際、中国では、仮想通貨と法定通貨の取引が禁じられており、ICOによる資金調達も全面禁止となっています。中国政府は、仮想通貨によって国外に資金が流出することを恐れているのでしょう。

中国国民の4割が仮想通貨投資に関心を示す

ただ、国民のなかには仮想通貨投資に興味を持っている人がたくさんいます。先ごろ行われた中国のメディア「8btc」が伝えたところによると、調査した4200人のうち約4割が仮想通貨投資を考えていると回答しています。