Bitcoin Core 0.17.0(ビットコインコア)が2018年10月にアップデート




この記事のポイント

■複数の人がかかわる取引を簡素化することでトラブルの軽減
■大半のウォレットをHDにアップグレード可能
■Python2のサポートが終了

Core 0.17.0で注目される機能

2018年10月にアップデートされたBitcoin Core 0.17.0(ビットコインコア)には、たくさんの新機能が追加されました。その中でも特に注目されているのは、BIP174における部分的署名決済に対応することが可能になった点ではないでしょうか。

このアップデートによって、完了していないビットコインの取引においても交換することができるフォーマットへと更新され、部分的に完了していればメタデータを利用することによって取引が承認されるようになりました。この新機能によって取引に複数の人がかかわるシチュエーションにおける手続きの簡素化が可能となりますし、同時に起こりやすいトラブルを最小限に抑えられるというメリットが期待できます。具体的には、ハードウェアウォレットやマルチシグのセットアップ、そしてCoinJoinの取引などの簡素化が可能となります。

ウォレットのアップグレードが可能

Bitcoin Core 0.17.0に追加された新機能には、ウォレットのアップグレードが可能になった点があります。以前のバージョンでは階層的決定性ウォレットはサポートされていたものの、それよりも古くに作成されたウォレットについてはサポート対象外となっていました。しかし今回の新機能追加によって、旧式ウォレットでも階層的決定性ウォレットへと変更することが可能となりました。これは大きな機能改善と言えるでしょう。

その他にも多くの新機能が追加

Bitcoin Core 0.17.0では、その他にも複数の新機能が追加されています。例えば、それまではサポートしていたPython2へのサポートが終了したり、HDシードを新しく作成することが可能となって、ウォレットのバックアップができるようになったり、ビットコインコアをクローズしなくても新しいウォレットを作成できるなど、魅力的な機能が充実しています。

これまではRPCでしか使用することができなかったロードとウォレットの作成及びアンロードは、Bitcoin Core 0.17.0では簡単なコマンドを使うことで簡単に操作できるようになった点も見逃せません。その他には、複数のGUI/Configを変更できたり、ログのタイムスタンプ形式がISO 8601になったりするなどの機能も追加されています。