仮想通貨CEOの中でも注目的存在・Arthur Hayes氏

1. 仮想通貨BitMEXのCEO・Arthur Hayes氏

Arthur Hayes氏は、仮想通貨であるBitMEXのCEOです。共同設立者であるBen Delo氏、Sam Reed氏とともに、BitMEXを設立しました。Arthur Hayes氏がどんな人かというと、数々の過激な発言で注目されています。

・イーサリアムはシットコイン
・2018年ビットコインは5000ドルまで下落した後、5万ドルまで上がる

そんなArthur Hayes氏は、ペンシルバニア大学のウォートン・スクールを卒業されています。いわゆる、金融のエリートなんです。卒業後はマーケットメイカーとして活躍されました。マーケットメイカーとして働く中で金融デリバティブの専門知識を培われ、仮想通貨にも興味を持たれました。そんな中でビットコインについて調査するうちに、「自分でも取引所をつくろう」ということになり、共同設立者とともにBitMEXを設立されたのです。

2.イーサリアムはシットコイン

イーサリアムは、世界的にも利用している方が多く、スマートコントラクトは宇宙開発にも応用できないかと模索されるほど高い評価をえているイーサリアムに対して、シットコイン呼ばわりしたのがArthur Hayes氏です。「あのイーサリアムをシットコイン呼ばわり?!」と驚かれる方もいるかもしれませんが、これはArthur Hayes氏なりの理論があります。

それは、イーサリアムの価格は、ベンチャーキャピタルの動向によって上昇した、というものです。ベンチャーキャピタルは一斉に動く傾向にあることから、今後、イーサリアムのトークンを一斉に売却する可能性があることを指摘し、2桁ドル台まで一気に下がる可能性があることから、シットコインと言いました。

3.2018年ビットコインは5000ドルまで下落した後、5万ドルまで上がる

なんと、Arthur Hayes氏は、2018年の年末にビットコインは5万ドルまで暴騰すると予想したのです。しかしその前に、5000ドルまで下がるとも予想しています。しかも、5000ドルまでしっかり下がってそれを維持できなければ、5万ドルへの暴騰は見込めないともしています。これは、暴騰するためにはしっかり底値をつける必要があるという理論に基づいた発言です。

2018年のビットコインは、投資家や投機家が買い待ちを作った後、利食い売りに押されたのち、低値水準を保つのを試す動きになるとArthur Hayes氏は予想しています。なので、5000ドルまで下がったのを保てたら、5万ドルに上がる可能性があると発言しているのです。