Amun Crypto ETPは世界初のクリプトコイン型金融サービス

世界初のETP・ロンドン発のフィンテックAmun Crypro ETP

仮想通貨ビットコインベースのAmun ETPは、英国・ロンドンを拠点とするフィンテック企業Amunがリリースした暗号通貨インデックス投資商品です。このコンセプトは世界初の試みで、欧州でも4番目に規模の大きなスイスの証券取引所・SIX Swiss Exchangeでの上場を果たしています。

Amun Crypto ETPの特徴

・世界初のクリプト通貨連動型ETP
・スイス証券取引所(SIX)で上場
・ビットコインベースのETP

世界初のクリプト通貨連動型ETP

Amun社によって、ブロックチェーン対応の資金管理プラットフォーム上でインデックス内のすべての仮想通貨が取り引きされるシステムが構築されました。APIベースのパブリックブロックチェーンを媒体にして送金や所有権移動やその他の金融サービスを処理するので、取引スピードが各段に速まり、コミュニケーション力とデータ保持力に優れています。この特性を持つETP(上場取引型金融商品)は原資産よりも流動性に優れた商品です。またクリプト通貨トレードはボラティリティが高く、投資のダイナミズムもあります。

スイス証券取引所(SIX)で上場

アメリカのSEC(米国証券取引委員会)では、ビットコインベースのETFを承認しない姿勢を現わしているので、Amun社はスイスの仮想通貨ビジネスへの積極的な対応を考えてスイスの証券取引所・SIX Swiss Exchangeでの上場に踏み切りました。それはクリプトバレーと呼ばれるツーク州ではフィンテック企業の在籍数が多く、仮想通貨取引向けの銀行口座のガイドラインが進んでいるからでもあります。金融規制とフィンテック企業のマッチングが成立しつつある環境がクリプト通貨連動型ETPに適しているからです。

ビットコインベースのETP

複数仮想通貨ベースETPですから、従来のETPと同様に仮想通貨取引に厳しい精度が構築されていて、投資家の利益が確保されています。代表とされる仮想通貨には、BTC(ビットコイン)が 49.6%、XRP(リップル)が 32.2%、ETH(イーサリアム)が15.4%などとなっています。つまりビットコインやリップルなどが取引通貨として利用されるということです。

まとめ

Amun Crypto ETPを皮切りにクリプトETPが続々とリリースされています。いよいよ仮想通貨と金融制度のコラボレーションが本格的に整いつつあるのです。これはエンドユーザー同士の投資や金融取引のシステムで、中間管理を排除した当事者同士の金融取引の実現が近いと言うことかもしれません。