天才数学者チャールズ・ホスキンソン氏が開発した仮想通貨「カルダノ(ADA)」




 

カルダノ(ADA)は、2017年9月にリリースされました。「カルダノ」がプラットフォーム、「ADA」がトークンの名称です。イーサリアムの開発にも携わった天才数学者の異名を取るチャールズ・ホスキンソン氏が開発し、今ではビットコイン、イーサリアムに次ぐ存在となり得ると言われるほど、多くの人の注目を集める仮想通貨です。

カルダノ(ADA)について

・キプロスショックがきっかけ
・オンラインカジノ構想から発展
・可能性を拡大しつつ発展中

キプロスショックがきっかけ

イーサリアムの開発者や天才数学者という肩書で呼ばれることの多いカルダノの創始者であるチャールズ・ホスキンソン氏ですが、ブロックチェーン技術のことを知った当初は発展の見込みを感じていなかったと言います。ところが、2013年にキプロスショックが起きた時に、政府によって管理されないビットコインが注目を集めたことで考えを改め、ブロックチェーン技術や仮想通貨についての見識を深めるとともに、自身でもウェブ上で講義を始めます。その後、イーサリアムの開発に携わり、さらにダン・ラリマー氏とEOSの開発にも携わった後、来日中にカルダノの構想を思い付いたそうです。

オンラインカジノ構想から発展

当初の構想は、公正なオンラインカジノで用いられる仮想通貨でした。現在のオンラインカジノには管理者が存在していますが、その存在は高額な手数料や勝敗のコントロールなどユーザーにとってのリスクにつながります。また、カジノでプレーするには個人情報の登録が必要であり、中央集権的な構造になっています。カルダノはこうした状況をブロックチェーン技術によって克服しようというものです。中央の管理者なしで、誰もが公正に遊べるオンラインカジノを構築したいというのがホプキンソン氏の試みでした。

可能性を拡大しつつ発展中

その後、カルダノは当初のオンラインカジノから目的を大きく拡大し、さまざまな仮想通貨を発行するプラットフォームとして発展中です。独自のアルゴリズムとスマートコントラクト技術を実装し、受注によりトークンを開発する計画など、その可能性を大きく拡大しています。ADAはそのプラットフォームにおける主力プロジェクトであり、発展途上国の人たちも経済活動に参加できる仕組みです。ホプキンソン氏によると、仮想通貨初の1兆ドル超えを目指しているそうですが、実際、ビットコインやイーサリアムを超える存在になる可能性に期待がかけられています。