シンガポールで知名度の高いBTC-e WEX

BTC-e WEXとは

BTC-e WEXhはシンガポールを拠点に設立された仮想通貨取引所で、日本ではまだそれほど知られていませんが、シンガポールでは名前の知れた取引所です。2017年に名称をBTC-eからWEXに変更しました。

2017年7月に当時のCEOがマネーロンダリングと呼ばれる資金洗浄を行ったため逮捕され、アメリカのFBIの強制捜査によって差し押さえられ、すべての機能を停止させられたことが背景にあります。しかし、その約3カ月後の2017年9月に再びWEXとして復活しました。

特徴としては、アメリカドル、ユーロ、そしてロシアルーブル建てでの取り引きが可能であることが挙げられます。ビットコインのみならず他のアルトコインなど30種類以上を取り扱っています。法定通貨建ての取り引きが可能です。

メリットとデメリット

取り引きできる通貨がアメリカドルのみならず、ユーロやロシアルーブルも取り扱っているという特徴がありますが、日本円は取り扱っておらず、日本語未対応なため日本人には使いづらさがあるかもしれません。

また取り引き通貨数が他の海外の取引所と比べると少ないことや、日本人にとってはまだ馴染みがない名前で知名度も低いと言えるでしょう。

さらに、2017年の事件といった背景もイメージダウンになりかねず、信頼性といった点でデメリットになっている要因と考えられます。

メリット
  • 取引可能通貨がアメリカドルのみならず、ユーロやロシアルーブルなども対応
デメリット
  • 使いづらさや信頼性が懸念事項
  • 日本人にとってはまだ馴染みがない名前で知名度も低い